会長あいさつ
岩手県土地家屋調査士会のホームページにお越しくださいまして、ありがとうございます。
土地家屋調査士は、昭和25年(1950年)に土地家屋調査士法が制定され、「不動産の表示に関する登記の専門家」として誕生しました。令和2年の法改正により、「土地の筆界を明らかにする業務の専門家」としての使命も加わり、私たちの社会的役割はさらに明確になりました。不動産に関する国民の権利の明確化を通じて、安心・安全な暮らしの実現に寄与することが、土地家屋調査士の重要な使命です。
不動産の表示に関する登記は、土地や建物の現況を正確に登記情報に反映させることで、皆様の財産を守り、円滑な不動産取引を可能にする制度です。私たちはその制度の適正な運用を支える専門家として、日々の業務にあたっております。
岩手県土地家屋調査士会は、盛岡地方法務局管内に事務所を有する土地家屋調査士および土地家屋調査士法人で構成されており、現在約160名の会員が登録し、それぞれが高い専門性と使命感をもって地域に根ざした活動を行っております。
当会では、登記に関する無料相談会の定期開催や、岩手弁護士会と協働しての「境界問題相談センターいわて」の運営に加え、岩手県司法書士会との連携による「法の日無料相談」も実施しております。さらに今後は、ラジオ番組などメディアを通じた制度の広報活動にも一層力を注いでまいります。
土地や建物の登記、土地の筆界に関するご相談がございましたら、どうぞお気軽に岩手県土地家屋調査士会またはお近くの土地家屋調査士事務所までお問い合わせください。
今後とも、土地家屋調査士をご信頼・ご活用いただけますよう、お願い申し上げます。
岩手県土地家屋調査士会
会長 佐藤 保